タイを第2の居住国として選ぶのなら、現地でクレジットカードの発行は必須です。
なぜなら、クレジットカードに付帯する特典やサービスが日本のクレジットカードに比べて格段に良いからです。
生活の質も上がります。
ただ、取得をする為には様々な条件がある為、万人向けではない事を最初に申し上げておきます。
それでは解説をしていきます。
タイのクレジットカードを最短でゲットする方法【三菱UFJで簡単手続き】
タイのクルンシィアユタヤ銀行は三菱UFJ傘下の銀行です。
その繋がりを活かして、日本国内の三菱UFJ銀行では以下の様なサービスを展開しています。
海外口座ご紹介サービス「クルンシィタイ ベネフィットパッケージ」
日本にいながら、タイの銀行口座開設の取り次ぎをしてくれる大変便利なサービスです。
取り次ぎの時点で、銀行口座、キャッシュカード(デビットカード)、クレジットカード、事前に海外送金の申込も出来てしまいます。※この時点で口座番号を発行してくれます
私もタイに駐在していた時期がありましたので、出国前に日本国内の支店にて手続きをした経験があります。
複雑なやり取りは無く、とても簡単でした。
クルンシィアユタヤ銀行とは
アユタヤ銀行（Bank of Ayudhya PCL）は、タイの大手銀行の一つで、1945年の設立以来、質の高いサービスを提供して参りました。愛称を「Krungsri（クルンシィ、偉大な都を意味する）」といい、タイ全土に600ヵ店以上の支店と6,000台以上のATMを備え、広く親しまれています。2013年12月に、三菱ＵＦＪ銀行の子会社となりました。
2015年1月、三菱ＵＦＪ銀行は、バンコック支店と子会社のアユタヤ銀行を統合いたしました。引用元：三菱UFJ銀行
クルンシィアユタヤ銀行のサイトは以下のリンクをご参照下さい。(日本語ページ)
タイではSCB(サイアム商業銀行)やカシコン銀行、バンコク銀行などが有名ですが、
ここ数年でアユタヤ銀行がクレジットカード事業やサービスの質が上がっている印象があります。
日本人専用デスクがあり、日本語でやり取りも可能ですので口座、クレジットカード共に持っていて損はないと思います。
申し込む前に
三菱UFJ銀行の口座開設が必要です。
支店はどこでもOKです。
また、20歳以上でタイ在住予定の個人のお客様に限りますのでご注意ください。
※口座仮開設日から90日以内にタイ現地にあるアユタヤ銀行のお取引店にてノンイミグラントビザを提示のうえ、所定のお手続きをとっていただく必要があります。観光ビザまたは到着ビザ（アライバルビザ）によるお申し込みはできません。
引用元：三菱UFJ銀行
ここで第一の関門です。
タイに行く事が決まっているのであれば「90日以内に」という項目は問題ないと思います。
ただ、観光ビザやノービザで数日の滞在を日タイ間を往復して繰り返す様な方は口座開設は出来ません。
現地企業に就職、もしくは出向して就労ビザ(ノンイミグラントビザ)を大使館もしくは領事館で取得するか、
タイ政府認定のタイ語学校に入学して学生ビザ(ノンイミグラントビザ)を取得(予定でも可)する必要があります。
タイ人の配偶者がいる場合はタイ人配偶者ビザ(ノンイミグラントビザ)を取得します。
その他注意事項は下記をご覧ください。
お申し込みにあたっては、次の点にご注意ください。
- アユタヤ銀行は三菱ＵＦＪ銀行とは別の銀行です。また、三菱ＵＦＪ銀行は同行の預金支払能力を保証するものではありません。
- 三菱ＵＦＪ銀行は預金口座開設のお取り次ぎのみを行います。口座番号設定以降のお取引は、すべてアユタヤ銀行と直接行っていただきます。
- お取り次ぎの結果、アユタヤ銀行にて、口座の開設をお断りする場合もあります。また、口座開設後もアユタヤ銀行の判断で口座を閉鎖する場合があります。
- 取次手数料・口座開設手数料は無料です。口座仮開設日から90日以内にタイ現地にあるアユタヤ銀行のお取引店にてノンイミグラントビザを提示のうえ所定のお手続きをとっていただくことで口座開設が完了します。
- クルンシィタイ ベネフィットパッケージに係る規定・ご利用条件、アユタヤ銀行の個人預金全般に関わる詳細および法的な情報については、アユタヤ銀行の「Terms and Conditions for All Types of Deposit Accounts」をご覧ください。この書類は口座開設時にタイ現地のアユタヤ銀行のお取引店にてお渡しいたします。
- 開設口座はタイバーツ建ですので、為替相場の変動により、円貨を外貨にする際（預入時）の為替相場にくらべ円高になった場合、円貨ベースで計算すると元本割れが生じる可能性があります（為替変動リスクがあります）。
- 円貨を外貨にする際および外貨を円貨にする際は手数料がかかります（たとえば三菱ＵＦＪ銀行の場合、1タイバーツあたり最大0.08円がかかります）。したがって、為替相場に変動がない場合でも、往復の為替手数料ならびに送金関連手数料がかかるため、お受け取りの外貨の円貨換算額が払い込み円貨額を下回る（円貨ベースで元本割れとなる）リスクがあります。
- 外国送金には、所定の送金手数料がかかります。送金手数料は取り扱う金融機関や取扱方法により金額が異なります。
- 日本の預金保険制度の対象ではありません（タイの預金保護制度〔Deposit Protection Act〕の対象であり、一定額まで保護されます）。
- 現地支店で直接お申し込みいただく場合にくらべて、一部、申込条件に制限があります。
引用元：三菱UFJ銀行
クレジットカードを申し込む
現地の就労許可証と就労ビザを取得している方はクレジットカードの申込もタイ支店で出来てしまいます。
実はこれが大変大きなメリットで、通常ならば就労してから半年ないし1年後でないとクレジットカードの発行は出来ないのですが、
「クルンシィタイ ベネフィットパッケージ」で口座開設をするとそのままクレジットカード発行手続きを現地で行う事が出来ます。
大変素晴らしい特典ですね。
必要な書類やアクティベート方法は下記リンクをご覧下さい。
クレジットカード比較表はこちら(PDFファイルが開きます)
現地での給与が5万バーツ以上の場合はクルンシィVISAプラチナムとクルンシィJCBプラチナムを同時に申込可能です。
現地での給与が7万バーツ以上の場合はクルンシィVISAシグネチャーに申し込む事も可能です。
※ただし、年会費4,280バーツが掛かります。毎年12月に請求されます。
VISAシグネチャーのメリットは大まかに下記の通りです。
- タイ航空のチケットを同時に提示する事でロイヤルシルクラウンジに入場可能
- セントラルエンバシーの映画館での鑑賞料金が半額(月1回)
- セントラル系列のフードコートで割引
- オークラ・プレステージバンコクのレストランで割引
特に興味のない方は年会費無料のVISAプラチナムで十分かと思います。
日本在住でバンコク勤務が決まっている方は是非試してください
クルンシィ銀行は日本語窓口もありますし、
どこに行ってもATMがあり、ショッピングモール内ではクルンシィカード保持者限定の割引サービスが多数展開されています。
持っていて損はないクレジットカードの一つです。
UFJ銀行の口座をまだお持ちでない方は、お近くの支店で開設をして
タイで手っ取り早く口座とクレジットカードをゲットしてしまいましょう。
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